MGS2の役割(ロール)を演じている登場人物についてのメモ
MGS2のストーリーではS3計画の演習を描いている
タンカー編はプラント編での演習の布石
以下に登場人物の概要を記す
雷電 本名はジャック
1980年代生まれ、南アフリカのリベリアで少年兵としてソリダス・スネークに訓練される。
その時の記憶は雷電のトラウマであり、MGS2のプラント編では実戦経験はなく、VR訓練で優秀な成績を収めているだけの新兵としてビッグシェルに赴く。
MGS1の内容、MGS2の内容どちらもMGSをプレイしている人がVR訓練で追体験しているという演出になっている。
MGS1ではVR訓練(インテグラルではなく、無印に元からあるもの)をクリアして本編を開始し、敵に見つからずに昇降機を登った後の無線でソリッド・スネークが「VR訓練のおかげだ」と言う。
MGS2に登場するプリスキン(ソリッド・スネーク)は雷電に初めて会った時に、VR訓練に対して否定的な発言をしているのでMGS1の発言ととズレが生じている。それは矛盾ではなく演出と取れる。
大佐
ロイ・キャンベルを模した見た目だが、AIであり実在しない。ビッグシェルがシャドーモセスを模しているためにロイ・キャンベルの外見をしていると思われる。雷電の脳内の冗長部分を使用して雷電の脳内に作り出したということだが、ローズとはどうやって会話していたのかは不明。大佐と会話していたローズも雷電の脳内だけの存在の可能性もある。
ローズ
雷電の好みの女性を演じている。髪も目の色も本物ではない。作中では意図的に実在するかしないか不明なようになっている。ローズ本人はエンディングには出てくるが、ビッグシェルで雷電が会話していたローズ全てが同一人物とは確定できない。大佐と会話していたローズもAIだと思われる。メシマズ。
MGS1の時点ではアメリカ大統領ジョージ・シアーズ。恐るべき子供達計画とは別の計画で生まれたビッグボスのクローンとされる。雷電に左目を奪われたので、ビッグボスとは逆の目を失っていることになる。ソリダスは自分の意志でテロを起こしたと思っていたが、それはS3計画でソリダスに与えられた役割を演じさせられていたに過ぎない。ジェームズ・ジョンソン大統領のセリフ「そこに自由意志がなければ、叛逆にも服従にも違いはない」の最たる例。
MGS1のリキッドのテロは、ソリダスが腹心のオセロットに命じてリキッドを唆したという事になっている。オセロットはMGS2で愛国者達のスパイだと明かされるので、MGS1 のリキッドだけでなくソリダスも唆してシャドーモセス島事件を起こしたことが示唆される。
フォーチュン
プラント編のデッドセルの一員。タンカー編に登場するアメリカ海兵隊 大佐 スコット・ドルフの娘、かつデッドセルのリーダーの妻。デッドセルのリーダーはプラント編開始の半年前に死亡。